1) うつとは うつは憂うつ感や無気力な状態が長期間回復せずに、日常生活に支障をきたすようになってしまう病気です。その症状には、気分低下(憂うつで元気が出ない。イライラする。わびしい。不安、罪悪感、非現実感。過去現在未来でくよくよ考える。)、生理機能低下(睡眠障害、食欲不振や便秘、倦怠感、頭痛。体重減少、吐き気、性欲減退、頻尿、めまい、失神)などがあります。 このような症状が起きる原因は、脳神経ネットワークで主に本能的な信号を発生して、信号を伝達する過程で問題が起こったと考えられます。 現代医学はこれを生物学的な理論で説明しています。 しかし、脳神経細胞とその組織で、分子的なバランスが崩れたのは事実です。 2) うつの原因に関する既存医学の理論 うつの原因は生物学的な要因、遺伝的な要因、環境的な要因など、複合的な作用があると考えられます。ポイントはこの三つの中で、どんな要因であっても、結果的に脳の神経伝達物質の不均衡が現れるのは同じ現状だということです。 (1) 生物学的な要因 脳内で感情を調節する神経伝達物質(セロトニン、ノルエピネプリンなど)の不均衡 A. 遺伝:うつの患者さんがいると、その家族は一般人より発病の可能性が2-3倍高く、一卵性双生児の場合、一致率は50%に近いということは、うつが遺伝的に原因があるということです。 B. 神経伝達物質の異常:脳で、感情、記憶、運動などの機能を調節する神経伝達物質(生態アミン、ホルモンなど)はうつの発病と関係があります。その中で、体表的にセロトニンの機能の異常です。 (1) セロトニン減少 (2) ノルエピネプリン減少 (3) ドーパミン減少 (4) ホルモン分泌異常 : コルチゾル過多、甲状腺ホルモン、成長ホルモン、メラトニンなどの異常 C. 脳の構造や機能の変化:脳に怪我をした場合、その部位の左右の可否によって違う気分症状が現れます。また、うつの患者さんの脳が萎縮されたているのが見られて、脳の構造や機能の変化が気分をコントロールすることと関係があると思われます。 D. 他:うつは一日中症状の起伏があり、季節との関係や、周期的な特徴があることから、季節や時間の変化による生物的な時計の不適応がうつと関連していると考えられます。うつで睡眠のリズムが変わって普通と違って眠れなかったり、寝過ぎたりしますが、これはうつが夜と昼の時間によって変化する生態リズムと連関性があるからでしょう。
フロイドによると、愛する人を失った時に、その反応で「哀悼反応」という正常的な悲しみの過程を経験するそうです。悲しくなった人には悲しい気分たけでなく、不眠、食欲減少、体重減少などの症状が現れます。この正常的な哀悼反応の期間と表現は文化的な違いがありますが、平均2ヶ月までは正常だといわれています。しかし、哀悼反応をスムーズになめなかったり、この過程で問題があったり(例えば、喪失後の罪責感、怒り、無価値なことの執着、目立つ行動や思考の進みの遅延など)、正常でない哀悼反応が現れると、うつにかかってしまうようです。このようなうつの原因は、哀悼反応を適当に克服できないからです。 また、認知的な側面、つまり、考え方もうつの患者さんから見られますが、自分と世の中に向かって否定的な考え、未来についての絶望感などがうつ症状を起こします。ある特定な状況で人の心にあった信心は、その人の知覚に影響を与え、状況に特定な自動思考を通じて表現されて、自動思考はその人の感情や行動、生理的な反応(例:呼吸、脈拍、汗など)にも影響を与えます。 (3) 社会的な要因 多くの臨床医師は環境からのストレスがうつと関係があると信じているようです。実際に、色々な臨床結果で、失職、離婚、死別など、特別な事件がうつの原因、あるいは誘発因子だと認められています。うつになってから、ストレスは脳にずっと変化を起こし、神経伝達物質の体系や神経細胞の相互間の連結を変化して、その後、別にストレスもないが、うつになりやすいと考えられます。 また、対人関係の悪化、孤立化、総体的な経済不況などで、うつの発病率が 増えるという報告があります。一方、うつは特徴な人格特性と関係があるといわれます。プライドが低い人、自分に厳しい 人、対人関係が依存的で、人とうまく付き合わない人はうつ病になりやすいそうです。強迫的、あるいはヒステリー的な性格、執着が強い性格の人が外向性の人よりうつにかかるリスクが高いと知られています。 しかし、この特徴はうつの患者さんによく現れますが、一つの性格特徴やタイプが特別にうつと関係があるとは限りません。 3) うつの原因に関するEden療法の理論 現代医学では、うつを含む各精神疾患の原因を生物的、遺伝的、環境的な要因に分けて説明していますが、Eden療法では、その原因は脳神経細胞の特異性栄養素の減少症(click)ではないかと思います。その理由を次のように説明します。 既存医学で主張している生物的、遺伝的、環境的な要因は正しい理論ですが、全てが集まって実際に問題が起こった所は、間違いなく脳神経細胞であり、治療する所も脳神経細胞なので、各精神疾患の原因は、基本的に脳神経細胞内の物質環境的な側面から考えないと、治療の効果が期待できません。 患者さんの脳神経細胞で起こった問題を一言で、脳神経細胞での分子的なバランスが崩れたと言えます。 結局、これは脳神経細胞の栄養素減少症と関係があります。 なぜなら、「血液脳関門」という理論から分かりますが、分子的なバランスをとる方法は、異物質ではなく、栄養物質の分子しかないからです。 現代医学では、うつを含む大部分の精神疾患は、ニューロン間の通信障害が起こったものだと判断しています。 脳神経細胞と組織内に正常的な分子のバランスを維持しているものは、酸素と水、栄養物質、これらの代謝産物なのです。ニューロン間の通信障害は、神経回路網とその周りの組織の分子的なバランスが崩れたから起こるのです。それで、分子スイッチである神経シナプスと多くの蛋白質の合成・分解する化学的なスイッチが故障してしまいます。 分子的なバランスの崩れは、それによる分子スイッチの異常を起こし、精神疾患の原因になります。 ところで、脳神経細胞と組織での異常は、脳神経細胞の特異性必須栄養素の過多消耗と老廃物の増加によるものが多いです。 十分に休憩すると、老廃物が分解・排出されますが、過度な老廃物を分解・排出するために使われる分解酵素の原料である必須栄養素が足りなかったら、必ず問題になります。 老廃物の多くは酸化物や過酸化物で、これらは細胞の正常的な分子を変質するのです。結局、老廃物の増加も、特別な必須栄養素の減少の原因になります。 このような理由で、Eden療法では、脳神経細胞を組織で起こった細胞の分子的なバランスの崩れを根本的に回復する方法は、脳細胞特異性の栄養素分子の供給しかないと主張しています。 一般的に、何かを気にすることが多いと、神経性疾患になりやすいと言われます。なぜなら、気にすればするほど、神経系の栄養素が使われた結果、体の機能を自立的に調節する自律神経系の細胞は、栄養素減少症を起こし、自律神経の信号伝達機能が低下されて、様々な機能低下現状が発生します。 自律神経の役割は、心臓の規則的な運動、血管の収縮・膨張などの調節、胃や腸のコントロールなど、器官と組織の機能を時によってバランスをとることです。これは交感神経と副交感神経に分けて互い調節しています。 ところで、この神経という物も、神経細胞で神経伝達物質が作られてその働きをしますので、栄養素の減少による影響を受けるのです。 ですから、強くて持続的なストレスにさらされると、脳神経系細胞及び自律神経系細胞の物質環境が乱れて、信号伝達の障害を起こすと考えられます。 4) うつに対するEden療法の見解
アメリカでは各種精神病をビタミン、ミネラル、藥用植物などで、治療する分子矯正方法が進んできました。これは細胞の物質環境を分子レベルで正常化したことです。分子矯正方法を応用して、その人の體質に合うように適用したのが、全身的な体質改善栄養療法です。 分子矯正法の観点からは、大勢の精神疾患の患者さんはビタミンとミネラルが足りなかったと判断しています。主に、ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B9、B12、ビタミンC、マンガン、亞鉛、マグネシウム、カルシウムなどです。 アメリカの分子矯正法協会の会長と同時に精神科医者であるレジャ−博士は、上議院の栄養問題特別委員会で「以前の精神医学は、病気と栄養関係に対して盲者だった」と証言しました。ホ−プ博士とオスモンド博士も、分子矯正方法で多くの精神疾患を治療しました。彼らは患者さんに、一日にビタミンC約3−18gと他のビタミンとミネラルを服用させたと報告しました。 この分子矯正方法を利用した全身的な体質改善栄養療法で、治療あるいは好転できる精神疾患には、不安神経症、自閉症、うつ、統合失調症、パニック障害、不眠症、老人性痴呆、ノイロ−ゼなどがあります。 Eden療法(全身的な体質改善栄養療法)からのお勧め 1.毎日2-3回、ビタミンB複合剤を4-6錠、服用しましょう。 2.ジョギング、縄跳びなど、1日に5分以上、少し喘ぐ酸素運動をしましょう。 4.疲れた時は、ビタミンB複合剤を2-3錠飲んで、ゆっくり休みましょう。 5.標準体重は維持しましょう。 6.お酒とたばこは控えましょう。(自己暗示方法の利用) 7.加工食品類は禁物、また偏食しないようにしましょう。 8.なるべく玄米食に切り替えましょう。 9.むやみに漢方薬や健康食品をとることはやめましょう。
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